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【実家の整理】ご存知ですか?自分で片付ける場合の意外なデメリット3選

【実家の整理】ご存知ですか?自分で片付ける場合の意外なデメリット3選

『実家の片付け』は、あなたもいつかは直面するかもしれない課題です。

親が住んでいた家。そこには家財だけではなく、家族の歴史が詰まっています。
そんな大切な場所を整理するのは、感慨深いものがある一方で、意外と手間がかかるものです。

業者に依頼するとお金がかかるから…と、自分で片付けるとなると、思いがけないデメリットが潜んでいることもあるのです。

実家の片付けを自分でやる場合デメリット3選

実家の片付けを自分で行うと決めたとき、多くの人が考えるのは「自分でやれば費用を抑えられる」ということではないでしょうか。

もちろん、自分で片付けた方が良い場合もありますが、しかし、実際には予想外のデメリットが潜んでいることがあるのです。

このセクションでは自分で実家の片付けをする場合に、意外と作業前には意識しないデメリットを3つご紹介します。

意外とコストがかかる

現在、実家から離れた場所に住んでいる場合は、実家に通う交通費がかかります。

そこまで離れていなければ問題にはならないかもしれませんが、1日で片付けが終わることはほとんどありません。

実家への往復が何度も続くと、電車やガソリン代だけでも結構な額になってしまいます。

さらに、自分の労働時間を考えてみましょう。

例えば、週末に実家の片付けを行うとして、1日8時間、合計で5日かかったとします。
仮に自分の時給を1500円として考えると、8時間×5日×1,500円で60,000円になります。

もちろん、これには交通費はもちろん不用品の処分費なども含まれていません。

このように「自分であるから人件費はかからない」と考えるのではなく、時給換算で計算してみると、結構な額になるのではないでしょうか。
場合によっては、専門業者に依頼するのとあまり違わない金額になることもあるかもしれません。

そして、必要な道具や資材の購入費用も忘れてはいけません。

不用品の処分に必要な袋や、掃除用具など、これらも合算すると思った以上のコストがかかることがあります。

結論として、自分でやるからといって、必ずしも安く済むわけではないのです。

実際には、自分でやることでかかるコストと、専門業者に依頼するコストをしっかり比較検討することが重要です。

思っているより精神的に負担がかかる

親の遺品を片付ける作業は、単なる物の整理とは違い、感情が絡むため意外と精神的にキツイものです。

例えば、親がよく身に着けていた洋服や、家族で過ごした食卓の食器など、どれもが思い出と共に紐づいています。

そんな思い出の品々を手に取ると、つい昔のことを思い出してしまい、気づけば時間ばかりが過ぎてしまうことも起こりがちです。

あるいは、親が大切にしていた品物を処分する決断が、予想以上に心に重くのしかかることもあるでしょう。

そのようなこともあり、実家の片付けというものは、思っていたよりも時間がかかるケースが多いのが現実です。

必要であれば、家族や友人に協力をお願いするなど、精神的なサポートを確保する工夫も考えてみるとよいかもしれませんね。

思わぬ怪我の可能性も…

実家の片付けで力仕事をすることは、普段オフィスワークなどで体を使わない方にとってはなかなか大変なものです。

タンスや食器棚、冷蔵庫やマッサージチェアなど、重い家具・家電を動かす際に、なれない体勢で無理に持ち上げてしまい、後で腰を痛めてしまうことも少なくありません。

また、長い間片付けられていない部屋では、散らかった床で物を踏んだり、躓いたりするリスクもあります。

さらに、古い家の場合、床が腐っていて落ちて怪我をすることも考えられます。特に湿気の多い場所や、長い間使われていない部屋では、床の状態をよく確認する必要があります。

このように、片付け作業中には思わぬ怪我をする可能性がありますので、安全確認には十分注意が必要なのです。

自分で実家の片付けるメリット

もちろん、実家の片付けを自分で行うことには、デメリットだけではなく、しっかりとしたメリットも存在します。

コスト削減

当然ですが、専門業者に依頼すればそれなりの費用がかかりますが、自分で行うことでこの部分を削減できます。また、実家がそれほど遠く出ない場合は交通費も抑えられるでしょう。

思い出の整理

自分で片付けを行う最大のメリットは、思い出と向き合いながら整理できる点でしょう。過去を振り返り、感謝の気持ちを新たにする良い機会にもなります。

専門業者に依頼すると、このような時間をもつことは難しいかもしれません。

それでも自分で片付けたほうが良いケース

自分で実家の片付けを行うことには、先ほど挙げたデメリットもありますが、それでも自分で行うべきケースが存在します。具体的に見ていきましょう。

費用を抑えたい場合

当然ですが専門業者に依頼すると一定の費用がかかるため、予算を最小限に抑えたい場合には、自分で片付ける選択も検討する価値があります。

地域のリサイクルセンターを利用すれば、家財の処分費を業者に依頼した場合と比較して大幅に削減することができますので、処分費だけ見ると大体のケースで自分で片付けたほうが安くつくことになります。

ただし、交通費や自分の労働時間なども考慮すると、必ずしも安く済むわけではないことがあるため、しっかりとコストを見積もる必要があります。

思い出の品を大切に整理したい場合

実家の片付けには、親が使っていた日用品や、子供時代の写真、手紙など、感慨深い思い出の品々がたくさん詰まっています。

これらの品々を自分の手で大切に整理したいと感じる場合、自分で片付けることが最良の選択となるでしょう。

専門業者に依頼すると、効率的に片付けられる反面、思い出の品々に対してじっくりと向き合う時間はどうしても少なくなります。

自分で整理することで、それぞれの品に込められた思いや歴史を感じながら、どう保管するか、どう処分するかを慎重に考えることができます。

家族と一緒に取り組みたい場合

実家の片付けは、単なる物の整理以上に、家族の歴史と絆を感じる特別な時間になることがあります。家族と一緒に取り組むことで、新たな絆を深める良い機会にもなります。

共通の思い出を振り返りながら、一緒に作業を進めることで、家族間のコミュニケーションが深まるかもしれません。

共通の思い出を再確認するとともに、自分たちのペースで進められるのも、自分で片付ける大きなメリットの一つです。

【まとめ】自分で片付ける場合の意外なデメリット3選

実家の片付けは、一見単純な作業のように思えるかもしれませんが、実際には多岐にわたる要素を考慮する必要があります。

自分で行う場合の意外なコスト、精神的な負担、怪我のリスクなど、予想以上のデメリットが潜んでいることもあるのです。

しかし、それと同時に、費用の削減や思い出の整理、家族との絆を深める機会など、自分で片付けることの大きなメリットも存在しますので、最終的には、自分の状況や目的、感情に合った方法を選ぶことが重要です。

業者に依頼したほうが良いのか、それとも自分で行ったほうが良いのかは、人により最適解が異なるのです。

このコラムを通して、実家の片付けに取り組む際の参考になれば幸いです。

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このコラムの監修者

監修者:秋元 弥一郎
秋元 弥一郎FP / 空家コンサルタント/ 宅建士 

宅建士・ファイナンシャルプランナー・空き家相談アドバイザー・家財整理コンサルタント、等。
不動産業界10年以上の経験と、空き家の利活用から家財撤去まで幅広い経験を活かしながら、執筆者・監修者として活動中。

【著書】
自分ゴトとしての空き家問題、今日から始める生前整理、など

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このコラムを執筆した人

解決・空家サポート 編集部

解決・空家サポート 編集部

解決・空家サポートは、数多くの空き家等にまつわるお悩みを解決してきました。
ゴミ屋敷の家財整理や残置物処理、空き家の定期巡回、庭木の剪定、古くなったお住まいの解体などのお悩み解決の経験を活かし、お悩み解決に役立つコラムをお届けします。

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