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【残置物撤去】費用の相場と業者の選び方をご紹介!

【残置物撤去】費用の相場と業者の選び方をご紹介!


皆さんは、引っ越しや生活の整理などで、大量の残置物に困った経験はありませんか?

業者に依頼しようと思っても、「どの業者を選べばいいの?」、「費用はどれくらいかかるの?」、「悪徳業者に捕まらない方法は?」と、頭を悩ませることも多いでしょう。

このコラムでは、そんな皆さんの疑問を解決するため、残置物撤去に関しての情報を発信します。

これらの情報を活用すれば、スムーズかつ経済的に残置物撤去を行うことが可能です。ぜひ最後までお読みいただき、自身の残置物撤去の参考にしてください。

残置物撤去の費用相場について

「残置物撤去を考えているけど、いったいどれくらいの費用がかかるの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、一般的な費用相場と、その費用がどのように決まるのかについて解説します。

まず、残置物撤去の費用ですが、専門業者が目安の費用を自社WEBサイトへ掲載するパターンとしては大きく3つのパターンがあります。

  • 体積(立米:りゅうべい)単位での料金算出
  • 部屋単位での料金算出
  • トラック乗せ放題での定額料金

1立米あたりの費用を提示されても、一般の人からしたらあまりピントこないのではないでしょうか。
にもかかわらず、立米で料金表を掲載している業者が多いのは、おそらくその業者が利用している中間処理場などが立米単位で計算しているからかと考えられます。

消費者目線としては、1Kや3LDKといったように部屋の広さでの料金目安のほうが理解しやすいです。

ただし、部屋の広さ基準の料金算出の場合、撤去する物量によっての金額のブレ幅が大きくなるというデメリットもあるため、どの表記方法も一長一短というのが正直なところです。

さて、残置物撤去の費用相場ですが、1立米単位(1立米=1メートル×1メートル×1メートル)で費用を計算する業者の場合、具体的には、8,000円~15,000円ほどとなります。
これを、1部屋に換算すると約30,000円から70,000円ほどが目安となります。

部屋の広さで残置物撤去の料金を掲載している事業者の場合、例えば、1LDKのお部屋だと、多くの事業者は約40,000~90,000円程度の範囲に収まります。

残置物撤去の費用が変動する主な要因

次に、費用が変動する要因ですが、主な要因として以下が挙げられます。

  • 残置物の量
  • 残置物の種類
  • 残置物がある建物の周辺環境

たとえば、残置物の量が多ければ多いほど、当然ながら費用も高くなります。
また、残置物の種類(処分が容易なもの~処分困難なもの)によっても費用は変わります。

例えば、大型家具や家電などの大きなものは、撤去や処分に手間がかかるため、費用が高くなることがあります。

また、材質が鉄などの金属の場合は、残置物撤去業者が金属買取業者などを利用することで残置物撤去の総費用を圧縮することはよくあります。

さらに、残置物が残っている場所の周辺環境も費用に影響します。
縦おばマンションの高層階や近隣に駐車スペースがない場合、エレベータを使用できない場合など、撤去作業が難しい環境では、費用が高くなることがあります。

これらはあくまで一般的な相場ですので、通常は、見積もりスタッフに現地を確認してもらってから金額が決定することになります。

ただし、厳密に採寸などをして金額を出すケースは稀ですので、確認する人によって金額が異なるということもよくあります。

大事なのは、複数の業者へ相見積もりを依頼することです。

業者選びのポイント

残置物撤去をする際には、適切な業者を選ぶことが非常に重要です。

しかし、どの業者を選べば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。ここでは、業者選びのポイントをいくつか紹介します。

まず、複数社の比較の重要性です。

一つの業者だけに見積もりを依頼するのではなく、面倒ですが、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

業者によって料金設定やサービス内容は異なるため、比較することで自分に最適な業者を見つけることができるからです。

また、WEBサイトに掲載されている料金表では業者Aが最安だったけれど、実際に現地を確認してもらったら業者Bの方が安かった、ということもあり得るのです。

残置物処分業者を選ぶ際に確認すべき項目

多くの人にとって、業者を選ぶ最も重要な要素は「費用」だと思います。

しかし、何事もそうですが、安ければ良いというわけではありません。
インターネットの掲示板には、「一番安い業者に依頼したら、ひどい対応をされた」、「作業中に家を壊された」、「約束した時間に来なかった。そして一言も謝らなかった」、などの口コミが溢れています。

業者選びの際には、以下のような要素も考慮すると良いでしょう。

  1. 対応範囲が広い業者:
    残置物の種類や量、撤去場所など、撤去作業の詳細は様々です。
    そのため、幅広い対応範囲を持つ業者を選ぶようにしましょう。
  2. 明確な見積もりを提供する業者
    費用が後から変更されると困るため、初めに明確な見積もりを提供してくれる業者を選びましょう。また、見積もりの内訳が詳細に書かれていることも重要です。
  3. アフターサービスが充実している業者
    撤去作業後に何か問題が発生した場合、アフターサービスが充実している業者であれば安心です。例えば、作業後のクリーニングや、何か問題があった場合の対応などを確認しましょう。

以上のような点を考慮しながら、自分の状況に最適な業者を選びましょう。

できる限り費用を安くする方法

残置物撤去の費用は、一見すると高額に感じるかもしれません。

しかし、少し工夫することで、費用を抑えることも可能です。
ここでは、その方法をいくつか紹介します。

まず、自分でできる残置物の仕分けを行うことです。

残置物の中には、自分で処分できるものや、リサイクルショップなどで買い取ってもらえるものもあるかもしれません。
これらを自分で仕分けて処分することで、業者に依頼する量を減らし、費用を抑えることができます。

次に、撤去時期の調整も有効です。

業者によっては、混雑していない時期や時間帯に依頼すると割引してくれることもあります。
また、余裕をもってスケジュールを立て、見積もりを取る時間がある状態を作ることも大切です。

最後に、他社との価格交渉も忘れずに行いましょう。
同じサービスでも業者によって価格は異なります。複数の業者から見積もりを取り、それを元に価格交渉を行うことで、より良い条件で依頼することが可能です。

【悪徳】避けるべき残置物処分業者の特徴

残置物撤去を依頼する際、悪徳な業者に依頼しないように注意が必要です。
ここでは、悪徳業者の特徴や手口について解説します。

代表的な特徴としては以下のとおりです。

  • 相場料金以下の格安の見積りをだしてくる
  • 見積り後に追加料金を請求してくる
  • トラック乗せ放題定額パックにも関わらず追加費用を請求してくる
  • 見積内容が不明瞭
  • 作業内容を説明してくれない
  • 接客態度が横柄・強引

まず、悪徳業者の特徴や手口ですが、代表的な手口としては、「激安の見積もりを提示してくる」という手口があります。このような業者は、実際に作業を進めて、トラックに全て積み込んだ段階で高額請求をしてきます。

また、見積もり内容が曖昧で、具体的な内訳が明記されていない場合も警戒が必要です。後から追加料金を請求される可能性がありますので注意が必要です。

また、通常、回収した残置物は正規の手順を踏んで、法律に則って処分することが義務付けられていますが、相場の半分以下といった格安料金で作業をする業者は、コスト削減のために回収したものを不法投棄しているケースもありますので、あまりに安い業者に依頼することはオススメできません。
参考:不用品回収サービスのトラブル(消費者庁)

残置物処理の事例紹介

残置物撤去の具体的な事例を通じて、その流れや注意点を理解することは非常に有益です。

ここでは、実際の残置物撤去の事例を紹介し、その事例から学べるポイントを解説します。

【Aさんのケース】
一人暮らしのAさんが引っ越しをする際に、家具や家電を処分する必要がありました。
Aさんは、まず複数の業者に見積もりを依頼し、その中から最も条件が良いと感じた業者を選びました

そして、自分でできる範囲で残置物を仕分け、買取可能なものはリサイクルショップに売るなどして、撤去する量を減らしました。

結果として、その方は予算内で残置物撤去を行うことができ、スムーズに引っ越しを完了することができました。

この事例から学べるポイントは、まず複数の業者から見積もりを取ることの重要性です。
また、自分でできる範囲での残置物の仕分けや買取も、費用を抑える有効な手段であることがわかります。

【まとめ】残置物撤去の費用相場と業者選びのコツ

以上、残置物撤去に関する費用相場、業者選びのポイント、費用を抑える方法、悪徳業者に捕まらないための注意点、そして具体的な事例を通じた学びをご紹介しました。

残置物撤去は、一見すると複雑で高額な費用がかかるイメージがあるかもしれません。しかし、適切な業者選びや費用抑制の方法を知ることで、スムーズかつ経済的に行うことが可能です。

特に、複数の業者から見積もりを取ること、自分でできる範囲での残置物の仕分け、そして悪徳業者に捕まらないための注意点は、残置物撤去を行う際に必ず押さえておきたいポイントです。

この記事が、皆さんの残置物撤去の参考になれば幸いです。

引っ越しや生活の整理など、残置物撤去が必要な状況は様々です。その際には、ぜひこの記事を思い出して、スムーズな残置物撤去を実現してください。

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このコラムの監修者

監修者:秋元 弥一郎
秋元 弥一郎FP / 空家コンサルタント/ 宅建士 

宅建士・ファイナンシャルプランナー・空き家相談アドバイザー・家財整理コンサルタント、等。
不動産業界10年以上の経験と、空き家の利活用から家財撤去まで幅広い経験を活かしながら、執筆者・監修者として活動中。

【著書】
自分ゴトとしての空き家問題今日から始める生前整理、など

家財の処分・空き家管理などは
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このコラムを執筆した人

解決・空家サポート 編集部

解決・空家サポート 編集部

解決・空家サポートは、数多くの空き家等にまつわるお悩みを解決してきました。
ゴミ屋敷の家財整理や残置物処理、空き家の定期巡回、庭木の剪定、古くなったお住まいの解体などのお悩み解決の経験を活かし、お悩み解決に役立つコラムをお届けします。

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