板橋区で戸建て（4LDK）の生前整理

東京・埼玉を中心に不用品回収や遺品整理、生前整理からゴミ屋敷の片付けまで、あらゆる家財整理に対応している解決・空家サポートの城間です。

今回は、東京都板橋区にお住まいのY様より、お母様の認知症の進行に伴う生前整理と、ご自宅の片付けのご依頼をいただきましたのでご紹介させていただきます。

［建物・間取り］ 鉄骨造3階建ての一軒家 4LDK

［作業内容］ 認知症のお母様の生前整理と、ご自宅の片付け、清掃

Y様は、80代のお母様と二人暮らしをされていました。お母様は数年前から認知症を患っており、最近では物の整理ができない状態が続いていました。以前から几帳面だったお母様ですが、認知症の影響で、新聞や衣類、食品の空き容器などを大量に溜め込むようになり、部屋中が雑然とした状態になってしまいました。Y様は、仕事をしながらお母様の介護をされていましたが、片付けにまで手が回らず、ストレスを感じておられました。

Y様は、介護サービスを利用している際に、ケアマネージャーの方から弊社をご紹介いただき、電話でお問い合わせをいただきました。「母の認知症が進み、家の中が物であふれかえっています。母がまだ元気なうちに、一緒に思い出の品を整理しておきたいのですが、一人ではどうにも手に負えません。生前整理を手伝っていただけませんでしょうか。」とのご相談でした。私からは、「かしこまりました。お母様の大切な思い出の品を一緒に整理しながら、ご自宅の片付けをお手伝いさせていただきます。」とお返事しました。

現地調査の日、Y様とお母様が一緒に出迎えてくださいました。リビングには、テーブルの上やソファの上に衣類や本、ダイレクトメールなどが山積みになっていました。キッチンの棚は食品の空き箱や容器で埋め尽くされ、シンクは使えない状態でした。和室の押し入れは、着物や布団、古い家電製品で溢れ返っていました。 私はY様とお母様から、お母様の昔の思い出話を伺いながら、大切にしている品物や思い出の品を確認していきました。お母様は、時折記憶が混濁する様子でしたが、古いアルバムを見ると、昔の出来事をはっきりと思い出されるようでした。Y様と一緒に、お母様の人生の思い出を大切に残しつつ、処分する品物を選別していきました。

作業当日は、Y様とお母様にもお手伝いいただきながら、スタッフ3名で伺いました。リビングの片付けから始め、山積みになった衣類や本を整理しながら、お母様の思い出の品を探していきます。アルバムや写真、お母様の若い頃の手作りの品々など、大切な遺品を専用のボックスに丁重に収めていきました。

キッチンは、食品の空き容器を処分しながら、まだ使える食器類は拭き上げて棚に戻していきます。和室の押し入れは、着物や布団を取り出し、お母様に確認しながら、処分するものと保管するものに分けていきました。お母様の結婚式の着物や、お子様の初着などは、防虫剤を入れて大切に保管いたしました。

2日間に渡る作業の中で、お母様の昔話を伺いながら、思い出の品々を整理していく中で、お母様の表情が徐々に穏やかになっていくのが印象的でした。片付けが終わった部屋を見て、お母様は「こんなにきれいになるなんて、夢のようだわ。」と笑顔で話されていました。

Y様からは「母の認知症が進む中で、一人で片付けを進めるのは難しいと感じていました。解決・空家サポートさんに来ていただいて、母と一緒に思い出を語りながら片付けを進められたことが、何より嬉しかったです。本当にありがとうございました。」と感謝のお言葉をいただきました。

認知症の母との暮らしの中で、片付けが追いつかず、ストレスを感じていました。解決・空家サポートさんは、母の気持ちに寄り添いながら、丁寧に片付けを進めてくださいました。母の表情が明るくなったのを見て、生前整理を頼んで本当に良かったと思いました。これからは、整理された部屋で、母との大切な時間を過ごしていきたいと思います。

認知症の方の生前整理は、ご本人の尊厳を大切にしながら、ご家族の想いに寄り添うことが何より大切です。
Y様とお母様の事例では、お母様の人生の思い出に耳を傾けながら、一つ一つ丁寧に遺品を整理していくことを心がけました。解決・空家サポートでは、認知症の方やそのご家族に寄り添いながら、思い出の品々を大切に扱い、快適な住空間を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
板橋区で認知症のご家族の生前整理や、ご自宅の片付けでお困り・お悩みでしたら解決・空家サポートにご相談ください。